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忙しい朝を笑顔で乗り切る! 働くパパ・ママのための時短テクニック
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目覚まし時計のアラームが鳴り響き、飛び起きる。朝食の準備、登園・登校の持ち物チェックに自身の身支度……朝の時間はまるで戦場のよう。
毎日の子どもの準備や朝食の支度、自分の身支度、仕事の準備など、朝の時間はあっという間に過ぎてしまいます。しかし、ちょっとした工夫で時間の使い方がぐっと楽になるかもしれません。本コラムでは、働くパパ・ママのための時短術を紹介します
- コラムサマリ
この記事は約5分で読めます。
1.時間管理と効率化の基本
2.状況に合わせた時短テクニック
3.会社内で共有する働くパパ・ママの知恵
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時間管理と効率化の基本
子どものいるパパ・ママの朝は、慌ただしくなりがちです。 朝のルーティンを見直し、効率的な時間管理を行うための基本原則を身につけましょう 。
事前準備の重要性:スムーズな朝を迎えるために
前夜に翌朝の段取りをしておくと、朝の慌ただしさが軽減されます。
・前夜にできること
子どもの服や持ち物、通園・通学に必要な書類、朝食の準備などを整えておくことで朝の時間に余裕ができます。また、 翌日の予定や天気、交通情報の確認をしておくと慌てずにすみます。
・チェックリストの活用
担当を分担することで、各自の責任感が生まれます。家族間の協力体制を築きたい場合に効果的です。特に子どもにとってはわかりやすいツールになるため、自分で準備する習慣や自主性を身につける一助にもなります。
【チェックリストの例】
・パパ
朝食の準備
食器の片付け
ゴミ出し
保育園や学校の連絡帳チェック
自分の準備(着替え、持ち物確認)
・ママ
子どもを起こす
子ども(保育園)の着替えなど手伝う
子ども(保育園)の持ち物チェック
自分の準備(着替え、メイク、持ち物確認)
・子ども(小学生)
着替える
朝食の後、食器を運ぶ
時間割を確認する
持ち物を準備する
宿題を鞄に入れる
ハンカチ、ティッシュを入れる
・子ども(保育園)
着替える
朝食の後、食器を運ぶ
保育園バッグにハンカチを入れる
タイムマネジメントの基本
朝の限られた時間を有効に使うには、各工程の所要時間を具体的に把握し、優先順位をつけることが重要です。
・タイムテーブルの作成
起床から家を出るまでの流れをタイムテーブルに落とし込み、役割分担を決めましょう。各作業にかかる時間を可視化することで、無駄を省き、効率的な時間配分ができます。
・優先順位の設定
重要なタスクとそうでないタスクを区別し、優先順位をつけて行動しましょう。子どもの準備と自分の身支度を並行して進めたり、朝食を簡単なメニューに決めたりするなどの工夫が効果的です。
・タスク管理ツール
家族で共有できるカレンダーやタスク管理アプリの活用もおすすめです。予定を可視化することで無駄な時間を削減し、スムーズな朝を実現できます。
状況に合わせた時短テクニック
朝の時間を有効活用するための、具体的な時短テクニックをご紹介します。
子どもの「できた!」を増やす
HOW①:具体的な行動を褒める
例:「ボタンを自分で留められたね!」「靴を揃えてくれてありがとう!」など、具体的な行動を褒める。
HOW②:小さな成長に気づく
例:「昨日より早く起きられたね!」「上手に挨拶できたね!」など、昨日と比較するなど小さな成長に気づいて褒める。
朝食は「ワンプレート」で洗い物を削減
HOW①:冷凍野菜をフル活用する
冷凍ブロッコリー、冷凍ほうれん草、冷凍ミックスベジタブルなどを活用すれば、野菜を切る手間が省ける。
HOW②:作り置きおかずを常備する
週末に数種類のおかずを作り置きしておけば、朝は盛り付けるだけで済む。
「ながら家事」で時間を有効活用
HOW①:タイマーを活用する
「洗濯物を干す15分」「掃除機をかける10分」など、時間を区切って作業することで、効率を高める。
HOW②:家族で協力して「ながら家事」をする
子どもに洗濯物を畳んでもらいながら、夫に食器を洗ってもらいながらなど、家族で協力して「ながら家事」をすることで、時間を有効活用する。
「デジタルツール」で朝の情報を一元管理
HOW①:家族共有カレンダーアプリの活用
カレンダーアプリを活用し、家族全員の予定を共有。子どもの学校行事、習い事、パパ・ママの仕事の予定などを一括管理する。
HOW②:音声アシスタント付きスマートスピーカーの活用
朝食の準備中に「今日の天気は?」「電車の遅延情報は?」と聞けば、スマホを触る手間なく情報がわかる。また、「今日のニュースを読み上げて」と頼めば、朝食を食べたり着替えたりしながら最新情報をキャッチできる。
会社内で共有する働くパパ・ママの知恵
会社内の同じ悩みを持つ働くパパ・ママ同士で成功事例や改善策を共有すると、とても役立ちます。一人で悩みを抱え込まず、周囲から情報を得て活用してみてはいかがでしょうか。
先輩社員の成功事例を情報共有
身近に育児が落ち着いた先輩社員や今まさに育児で忙しい同僚がいる場合は、ぜひ情報共有してみましょう。実際に会社内の先輩社員が朝をスムーズに過ごす時短術を実践しているケースがあるかもしれません。具体的にどんな工夫をしているのか聞いてみると、今まで気づかなかった視点が得られます。
ワークライフバランス向上の取り組み
企業によっては、フレックスタイム制やリモートワークの導入、育児休業の取得支援など柔軟な働き方を促進する施策が実施されています。こういった会社の制度を上手に活用すれば家庭と仕事の両立がより現実的なものとなり、ワークライフバランスの向上が図れます。
まとめ
本コラムでは、働くパパ・ママ向けに、朝の準備をスムーズにするための工夫を紹介しました。前夜の段取り、タイムマネジメント、子どもとの協力体制、テクノロジーの活用など、さまざまな方法があります。また、会社内での情報共有を活用すると、より効果的な時短術が見つかるかもしれません。
朝のちょっとした工夫で家族の一日が充実するので、ぜひ試してみてください。
この記事の執筆協力
- 執筆者名
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藤森みすず
- 執筆者プロフィール
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食品衛生管理者、情報処理のアプリケーションエンジニア。21年ほどメーカー系SIerにてプログラマー、システムエンジニアを経験。退職後、Webライターとして様々な分野の執筆を行う。一時期、飲食業開業について学んだことがあり、起業関連の情報にも精通。FXなど投資関連も得意とする。
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